【売上ランキング】2017年国内年間売上本数が100万本を超えた家庭用ゲームは4タイトル!

2017年はNintendo Switch発売。和ゲー豊作の年。

2017年はNintendo Switchが発売された年でもありました。世界はもとより国内市場においてもNintendo Switchは販売好調であり国内ゲーム市場を牽引しました。

PS4については2017年は和ゲー豊作の年と言っても良いほど優れた国産ゲームタイトルが多数発売されました。ゲーマーにとってはやりたいゲームが多すぎて時間が足りないという方も多かったのではないでしょうか。

100万本を超えたゲームソフトは7タイトル!

家庭用ゲーム機市場の推移

近年スマートフォンの登場によりゲームはスマートフォンでやるという方が急増しています。それに伴い家庭用ゲーム機市場は衰退しているかのようなイメージがありますが、実際のところは拡大しているのです。

上のグラフは2015~2017年の国内家庭用ゲーム市場規模を表しています。2015年は3209.7億円、2016年は3440億円、2017年は3917.5億円と着実に市場規模は拡大しています。2017年の伸びがやや大きいのはやはりNintendo Switchの発売が影響していると考えられます。

ゲームソフトの年間売上本数が100万本を超えたのは2016年では2タイトルのみであるのに対して、2017年は7タイトルが100万本超えを達成しました。ちなみに2016年に100万本以上の売上を記録したタイトルは『ポケットモンスター サン・ムーン』と『妖怪ウォッチ3』の2タイトルです。

2017年家庭用ゲーム売上100万本以上の作品紹介

2017年に家庭用ゲームソフトにおいて売上本数100万本以上を記録したのは4タイトルです。携帯ゲームを含めた場合、100万本を超えたのは7タイトルに及びます。ちなみに携帯ゲームで100万本を超えたタイトルは以下3タイトル。

  • 3DS『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』
  • 3DS『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』
  • 3DS『モンスターハンターダブルクロス』

それでは家庭用ゲームで100万本を超えたタイトルをここからはご紹介していきます。

第4位 マリオカート8 デラックス 1,103,744本

マリオカート8 デラックス Nintendo Switch対応amazonへ

第4位はNintendo Switchで発売された『マリオカート8』。売上本数110万3774本。Nintendo Switchの発売日が3月3日に対して、マリオカート8は4月27日発売でした。本体発売日から近い発売でしたので人気が集中した可能性も考えられます。友達と集まってプレイできますし、親子でもプレイしやすいので購入に至った親御さんも多いのかもしれませんね。

第3位 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(PS4版) 1,321,426本

【PS4】ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてamazonへ

第3位はPS4で発売された『ドラゴンクエストⅪ』。売上本数132万1426本。いわずと知れた国民的RPG最新作。ドラゴンクエストⅪはPS4版と3DS版の2種類ありますがPS4版が第6位となりました。私もプラチナトロフィー取るまでプレイ済ですがストーリー展開は素晴らしい出来でした。キャラクターの能力も個性がありながらもバランスがとれていて無駄なキャラが一人もいないという点も高評価。ボリュームも満点なので誰にでも薦められる作品です。

第2位 スーパーマリオ オデッセイ 1,324,280本

スーパーマリオ オデッセイ - Switchamazonへ

第2位はNintendo Switchの『スーパーマリオ オデッセイ』。売上本数は132万4280本。スーパーマリオオデッセイの凄いところは発売日が2017年10月27日であるにも関わらず、2017年年間ゲーム売上本数第5位になってしまっている点です。わずか2ヶ月足らずで132万本の売上です。Nintendo Switchの累計販売台数が約340万台ですから、Switch購入者の3人に1人以上は購入したことになります。さすが国民的ゲーム。

第1位 スプラトゥーン2 1,752,096本

Splatoon 2 (スプラトゥーン2) Nintendo Switch 対応

栄えある第1位はNintendo Switchの『スプラトゥーン2』。売上本数は175万2096本。100万本を超えた家庭用ゲームソフトの内、3タイトルが任天堂のゲームとなりました。3タイトル合計で418万本ですか。

ちなみに任天堂ソフトトータルの2017年累計販売は842万6370本でメーカー別でトップ。2位がスクウェア・エニックスで461万5381本ですから任天堂が断トツで1位を獲得していることになります。

任天堂の842万6370本の売上というのは、2017年の国内ゲーム売上のうちの31%になります。国内売上本数の約3分の1が任天堂ということになります。凄まじいですね。

2018年も国内メーカーに注目

2017年は国内メーカーの世界的活躍が目立ちました。一時は洋ゲーに圧倒されていて和ゲーは終わりといった風潮がありましたが、現在は洋ゲーが似たり寄ったりの作品ばかりで飽きてきたのと国内メーカーのゲームの質の向上によって逆転現象が始まっているように思えます。

業績についても国内メーカーは上向いてきていますから家庭用ゲームソフトでも利益が上がると判断されればより力を入れてくれそうです。

2018年上半期を見ても、Switchでは『星のカービィ スターアライズ』や『ドンキーコング トロピカルフリーズ』の発売が予定されています。PS4では『モンスターハンターワールド』、『真・三國無双8』、『北斗が如く』、『二ノ国II』などが控えています。今年もゲーマーの方は忙しい1年となりそうですね。