2017年になってから早5か月になろうしています。時間が経つのが早い・・・。
1年も半年過ぎたので国内ゲームソフトの売り上げを見ていきたいと思います。
データは「ゲーム売上定点観測」さんより参照させて頂きました。
2017現時点(5/27)までのソフト別売上ランキング
ゲーム売上定点観測ツイッターより
【2017年ソフト売上ランキング更新】今週も大きな新作が無いなか、マリオカート8 デラックスが2万4千本を販売し累計40万本を突破しました。モンスターハンター ダブルクロスは発売10週目で週販1万本以上を記録しながら粘っています。https://t.co/7qzoEnsXjv pic.twitter.com/zDCmWXxq49
— ゲーム売上定点観測 (@teitengame) 2017年5月27日
2~5位を任天堂が独占
2位 ポケットモンスター サン・ムーン
3位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
4位 マリオカート8 デラックス
5位 スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS
となっています。
2017年になってからの上記5ソフトの売り上げトータル本数は1,752,351本となっています。約175万本も売り上げるとは、任天堂恐るべし。ちなみに上記5ソフトの発売からの累計売上本数でいうと、なんと5,741,971本、約574万本です!
3位『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と4位『マリオカート8 デラックス』は、発売されたばかりのニンテンドーSwichのタイトルにも関わらず、共に40万本以上のヒットとなっています。
カプコンさんも意外と健闘!?
1位 モンスターハンターダブルクロス
6位 バイオハザード7 レジデント イービル
となっています。
累計販売本数では『ポケットモンスター サン・ムーン』の方が上ですが、2017年になってからでは『モンスターハンターダブルクロス』が1,596,283本、約160万本で1位に輝いています。でも、モンスターハンターは国内での人気は高いんですが、海外では認知度も低くあまり売れていません。カプコンとしても世界で売れるソフトを作るため、モンスターハンターを据置機で今後発売する可能性もあると思います。期待!
バイオハザード7も、従来のファンからは「これはバイオじゃない!」なんて言われていましたが、発売後の評価は国内、海外ともに高く国内30万本売り上げています。バイオ6くらいでバイオブランドも失墜していたんですがバイオ4の時同様、システム一新でのバイオ7は成功を収めブランド復活じゃないでしょうか。
バイオハザード7 レジデント イービル グロテスクVer. 【CEROレーティング「Z」】 – PS4
新規IPの「仁王」は10年かけてこの売上で大丈夫?
16位 仁王
管理人は『仁王』大好きで、次のDLC第2弾もプレイ予定なんですが、国内ではそれほど売れていません。売上順位では17位で、売り上げ本数は152,898本、約15万本となっています。全世界では100万本売り上げたとIRがあったので海外の方が人気があるんでしょうか。
あるインタビュー記事では、『仁王』の次回作の可能性も示唆されていましたので期待したいです。1作目でシステムの形はできているので、続編を作るにしても10年は掛からないとのこと。
新規IPとしては健闘と言えますが、10年かかってこの売上で開発費はペイできたのでしょうか。コーエーテクモさんはイメージ的には1作目がこけても、不満点を大幅改善して2作目を作ってくれるメーカーイメージなので、1作目の『仁王』に大きな不満点はありませんが2作目に期待したいと思います。
キャラデザの勝利!ニーアはじわ売れ?
7位 NieR:Automata
スクウェア・エニックスさんの『NieR:Automata』が7位にランクイン。発売前から「2B」という女性型ロボットの容姿のかわいさで注目を浴びていました。本作には「2B」意外にも「A2」というキャラクターがいて、発売後はそちらも人気があります。2017年4月4日時点で全世界の販売本数は100万本に到達しています。
ヨコオ・タロウさんの脚本やキャラデザが従来シリーズファン(DOD含む)のみならず、一般層にも受け入れらた結果が7位になったのではないでしょうか。この売上には開発者たちも驚いているようです。
また従来DOD、ニーア1作目はお世辞にもアクション面では褒められた出来ではありませんでしたが、『NieR:Automata』では、『デビルメイクライ』の元開発者が在籍し、『ベヨネッタ』シリーズを手掛けるプラチナゲームズさんがアクション面を担当しているので大幅に強化されています。
1癖も2癖もある今作ですが、その分、他の作品にはない世界観が魅力です。売り上げてからすると続編も確定ではないでしょうか。
脅威のグラフィック!新規IP『Horizon Zero Dawn』
10位 Horizon Zero Dawn
『キルゾーン』のゲリラゲームズが手掛けるPS4新規IP『Horizon Zero Dawn』は10位に入りました。管理人もプレイしプラチナトロフィー取得済です。
ゾイドのような機械生物を相手に弓で戦う作品。機械生物のデザインがかっこよくグラフィックの作り込みが半端ではありません。そのせいか機械生物自体の種類はそれほど多くはありません。ロープで使って機械生物の動きを制限し、その間に攻撃を叩き込んだり、凍結させて大ダメージ等、戦闘に幅をもたせているのが今作の魅力。戦っていて楽しいんです。ただ機械生物戦は楽しいのですが対人型の敵相手の戦闘はマンネリ化してきて終盤ではつまらくなく感じてしまいました。
機械生物には弱点部位や弱点属性があり、そこを突くことで与えるダメージが大きく変わってきます。試行錯誤しながら探っていくのが面白かった。
ストーリーもオープンワールド作品にしてはよく出来た作品でした。なぜ機械生物が人を襲い、なぜ地下遺跡には先端技術の遺物が残っているのか、主人公の出自の謎等、メインストーリーはぐいぐい好奇心をくすぐり気づけば時間を忘れてプレイしていた、そんな作品。
ゲリラゲームズさんは次回作も作る気満々のようなので今後に期待しましょう。
最後に
今年は年初から良作品の連続。日本のゲームメーカーも検討しています。まだまだ2017年半ば7月には、ドラクエ最新作も発売されます。果たして『ファイナルファンタジーⅦリメイク』は発売されるのか。『キングダムハーツ3』は?6月にはE3の開催も控えていますので、2017年後半も楽しみですね。
以上