『Ghost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)』
「inFAMOUS(インファマス)」シリーズ や「怪盗スライ・クーパー」シリーズで有名なサッカーパンチが製作を手掛ける、日本を舞台としたオープンワールドゲーム。時代は鎌倉時代中期のモンゴル帝国が日本を襲った元寇。本作の主人公はモンゴルとの戦に敗れた対馬勢の生き残りの侍。
インタビューから判明した新情報
なぜ日本の元寇、対馬を舞台としたオープンワールド開発に至ったのか
サッカーパンチはアメリカ合衆国ワシントン
開発会社サッカーパンチはソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の子会社ですがアメリカ合衆国ワシントンにあります。そのサッカーパンチがなぜ日本を舞台としたオープンワールド作品を製作するに至ったのかがインタビューで語られました。
「インタビューより抜粋」
優れたオープンワールドの秘訣は何か相当考えたよ。僕らの結論は空想の実現だ。プレイヤーは何になり何をするのか。そこからこの素晴らしく簡潔なアイディアが浮かんだ。聞くだけで遊びたくなる。誰だって中世の日本で侍になってみたいだろ?
侍になるゲームそれだけで伝わるんだ。その一言だけでみんな想像することが出来る。ストーリーもプレイもね。1274年の元寇を知って全てが噛み合った。
主人公・敵・目的全てが上手く嵌ってゲームになったんだ。『Ghost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)』(仮称) PGW 2017 クリエイターインタビューより
侍はもはや世界共通
侍や忍者は世界中で人気があります。映画や漫画の影響も大きいのでしょうね。漫画の「NARUTO」や黒澤監督の「七人の侍」は世界でも人気があり大きな影響力をもっています。それは海外の方だけでなく日本人であっても同じかと思います。
空想の実現
”誰だって中世の日本で侍になってみたいだろ?侍になるゲームそれだけで伝わるんだ。その一言だけでみんな想像することが出来る”全てはこのフレーズに集約されていますね。
ジャンルはステルスアクション!広大な島、様々な土地、町、人々が用意されている。
ステルスアクションアドベンチャー
インタビューの内容から本作はステルスアクションアドベンチャーになると判明しました。又マップは広大な島を舞台とし、そこには様々な土地や町、人々が用意されているとのこと。
美しい日本らしい風景
今までに公開されているトレーラーからも海に近い集落や竹林、森の中の五重の塔など見るも美しい日本情緒あふれる土地が用意されているのが分かります。
ルートや目的地の表示もない。プレイヤーが自由に行動できるオープンワールド。
「インタビューより抜粋」
プレイヤーの選択もこれまでの作品とは違って、あそこに竹林があるのかいって調べてみよう。そんな感じになると思う。ルートや目的地の表示はない。
異国情緒あるれるこの美しい土地を舞台に。プレイヤーが自由に行動できるようにしたいんだ。『Ghost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)』(仮称) PGW 2017 クリエイターインタビューより
ルートや目的地の表示はなし
昨今よくあるオープンワールドゲームではマップに次の目的地やクエスト発生場所が記載されていることが多いのですが、これが”冒険・探検”ではなく”お使い”と感じる要因の1つであるようにも感じます。本作では目的地はおろかルート表示もなし。これによって自分の意志で自分の生きたい場所へ自分の考えたルートで向かう必要性が出てくるので”冒険・探検”感は高まりそうですね。その”冒険・探検”の先に強力なアイテムや装備、美しい風景が待っているのであれば「自分自身で見つけ出した!」という達成感、快感に繋がりそうです。
発売は意外と早いかも?既に開発開始から3年半が経過
「インタビューより抜粋」
このゲームを3年半開発してきた。つくりあげてきた世界をお披露目できてうれしい。全力を尽くして完成させ届けたいと思う。みんなが侍になれるようにね。
『Ghost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)』(仮称) PGW 2017 クリエイターインタビューより
2014年5月頃から開発開始か
2014年ということはインファマスセンカンドサンを発売後、わりとすぐに開発がスタートしていたようです。既に開発から3年半が経過しているので基本の部分は固まっているのでしょう。本作はAAA級の大作となりそうなのでまだ1年は発売されないと思いますが、3年も4年も待たされることは無いかと。今後が楽しみな作品『Ghost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)』。実際のゲームプレイ映像を見れる日を楽しみに待ちたいと思います。