Play to earn(プレイトゥアーン)遊びながら生きる社会

最近の流行り出して来ている考え方で、「好きなことで生きていく」を掲げて来たGoogleでは、社会的にこれまでの考え方を変えて来ています。今では、ゲームの実況をして配信することでお金がもらえたり、ゲームの大会で入賞して賞金を貰ったりと今までは考えられなかった生き方が増えて来ました。小学生のなりたい職業ではYouTuberやプロゲーマーなどが上位になり、子供たちの考え方が徐々に変わって来ています。

実は、他にも遊びながら稼げる仕事は他にも新しく出て来ています。Play to earn(プレイトゥアーン)、その言葉通りゲームをプレイしながらお金を稼ぐというコンセプトです。YouTuberとしての才能やプロゲーマーの実力がなくてもできることから人気が出ています。この記事ではこれからPlay to earnはどう進化するのかを考察していきます。

実際には

「好きなことで生きていく」というフレーズは2014年にYouTubeのCMとして配信されていたものです。趣味で始めた人たちが、自分で作った動画を配信するだけで、収入があるんだと世に広めていきました。でも既に7年が経とうとしていて、今現在ではYouTubeだけで食べていくのには厳しい世界になって来ています。YouTuberの数もふえるばかりで、YouTube自体での報酬を貰えるの制度が毎度厳しくしています。今の条件で言えば、動画を最低でも100本投稿、さらに登録者数1000人必要であり、ある程度の視聴数も必要。副業として始める方も多いですがなかなか苦戦をするそうです。今現在で、実際に「好きなことで生きている」というYouTuberも多くはないでしょう。

プロゲーマーも険しい道のり

eスポーツのプロゲーマーの道もかなり険しいと言っていいでしょう。ゲームが好きだからと言って上手とは限りませんし、プロの名の通り簡単な道のりでもありません。さらに日本の現状ではまだプロゲーマーには厳しく、国内で行われるトーナメントの賞金も海外と比べるとかなり少ないです。

賞金云々の話だけで言っても、海外では賞金が億を超えるトーナメントもあります。賞金の額が高いだけあって、世界各国からの猛者が出場します。韓国や中国では、プロゲーマーをサポートする団体もあり、まるでスポーツ選手の取り組みのように選手を育てています。ここまでくると趣味ではなく既に仕事の域になり、遊びながら稼げるとは程遠い感覚になるのは目に見えています。

Play to earn(プレイトゥアーン)

そんな中、最近ではPlay to earn(プレイトゥアーン)というコンセプトが新しく出てきています。その言葉通りゲームをプレイしながらお金を稼ぐ意味を持ち、これまでのゲームは遊ぶだけのものという概念を覆そうとしています。

実際には、YouTubeやプロゲーマーなどが現れただけでも、ゲームはもう遊ぶだけのものでもないとわかりますが、Play to earnは遊ぶのにはYouTuberのようにカリスマ性が必要でもなく、プロゲーマーのような実力も必要としません。庶民のだれでもチャレンジができるからこそ今後の人気に期待が持てるかと思います。

ではどんなPlay to earnがあるのでしょうか。

現在、流行っているPlay to earnはブロックチェーンを利用したブロックチェーンゲームがあります。プレイしていくうちに仮想通貨がもらえ、現金に換金をしてお金を手にすることができます。プレイをするには最初に初期投資が必要で、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)である世界で唯一無二のキャラクターを使って遊ぶゲームです。ゲームと分散型金融(DeFi)を組み合わせた「GameFi」という用語も使われるようになってきています。

Axie Infinity(アクシー・インフィニティー)

その代表的なのが、Axie Infinity(アクシー・インフィニティー)というゲームでベトナムやフィリピンといった東南アジアで流行っています。RPGに似たようなゲームで自分のキャラクターを育てて遊ぶゲームです。プレイしていくとSLPやAXSといった仮想通貨がもらえたり、キャラクターを配合して新しいキャラクターを作って売ったりとリアルマネーに変えることができます。

東南アジアではやっている背景には新型コロナウィルスの影響があります。Axie Infinityはフィリピンなど国や地域によっては、コロナ禍で経済が失速する中、生活のためのお金を手に入れる手段となりました。仮想通貨はアメリカドルなどにも換金でき、インフレがひどい東南アジアでは外貨でもらえる方がいいそうです。

オンラインカジノ

人によっては、オンラインカジノもPlay to earnではないかという方がいます。実際にはオンラインカジノではブロックチェーンを使用しておらず、根本的に違うものの、「プレイして稼ぐ」という点では合ってるといっていいでしょう。しかし、オンラインカジノも名前から察する通りギャンブルです。稼げる可能性もありますが、断然的に負ける可能性の方が高いので、個人的にはPlay to earnのコンセプトからかけ離れているように思えます。

カジノゲームの中でも、ポーカーだけは運だけでなく実力がものをいうゲームですが、YouTuberやプロゲーマー同様に仕事となってしますのでPlay to earnからかけ離れていく一方です。

Play to earnで生きる

東南アジアではPlay to earnのブロックチェーンゲームを本業とするものも出てきていますが、実はまだ政府が認めている国も少なくこれからの対応が見どころでもあります。2021年8月ではフィリピン政府がAxie Infinityによる収益に課税対象とし、政策を施しています。仮想通貨自体の存在を認めていない国も多いので、まだ課題は山積みのままです。

Play to earnのリスク

そんなまだ問題が山積みのPlay to earnのリスクは仮想通貨の価格の変動やNFTの変動、さらには政府の政策と、決して安全なものではありません。リスクが高いこともあって、ハイリターンがこれから待っているかもしれません。

リスクヘッジをしなければならないことからも、最初はこの新しいコンセプト試しに「遊ぶ」だけを目的とした参入がちょうどいいのかもしれません。

まとめ

このように時代の進歩とともに、新しいコンセプトが出てきています。時代に乗り遅れないためにも臨機応変で対処しなければならないものもあれば、チャレンジしてみなければわからないものもあります。

Play to earnのコンセプトは、個人的に魅力的ですがまだ不確定な要素が多く、これからの進歩に期待しながら傍観したいと思います。

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