【E3】Best of E3 2017の受賞作が発表!日本からは任天堂やレベルファイブが受賞!!

■Game Critics Awards: Best of E3 2017

E3は、2017年6月13日~15日にかけて、ロサンゼルスで開催されていた世界最大のゲーム見本市。そこで発表された作品の中から、優秀な作品を世界中のメディアが選出するGame Critics Awards: Best of E3 2017の結果が6月27日に発表されました。

Best of E3 2017結果発表!

2年連続“Best of Show”を獲得したのは『任天堂』!

今回のE3で“Best of Show”(最優秀作品)を受賞したのは任天堂の『スーパーマリオ オデッセイ』でした!任天堂は昨年もNintendoSwichソフトの「ゼルダの伝説」で“Best of Show”を受賞しているので2年連続での受賞となります。

E3で公開された『スーパーマリオオデッセイ』映像

『スーパーマリオ オデッセイ』は“Best of Show”以外にも“Best Console Game”と“Best Action/Adventure Game”も同時に受賞しているので1タイトルで3冠を達成したことになります。E3で公開された動画は見ているだけでワクワクする映像でしたのでこれには納得。

”Best Role Playing Game”は『二ノ国Ⅱ』が受賞!

”Best Role Playing Game”(ベストRPGゲーム)はレベルファイブが制作中の『二ノ国Ⅱレヴァナントキングダム』が受賞!スタジオジブリがキャラクターデザインを行う本シリーズは、海外でも人気が高いようです。

E3で公開された『二ノ国Ⅱレヴァナントキングダム』映像

ジブリアニメをそのまま動かしているような綺麗なトゥーンレンダリングのグラフィックのアクションRPG。発売時期は2017年11月を予定しています。レベルファイブが初めてPS4で発売するソフト。国内より海外での人気が高いように感じますので世界レベルでのヒットとなるか今から期待。

”Best Fighting Game”では『ドラゴンボール ファイターズ』が受賞!

「ブレイブルー」や「ギルティギア」で有名なアークシステムワークスが開発を行っている『ドラゴンボールファイターズ』が”Best Fighting Game”(ベスト格闘ゲーム)を受賞しました。

■E3で公開された『ドラゴンボールファイターズ』映像

日本においてはアニメをそのまま動かしているかのようなトゥーンレンダリングが非常に進化してきています。この部分は海外メーカーも太刀打ちできないのでは?『ドラゴンボールファイターズ』も鳥山明氏の絵がそのまま動かせる夢のような映像となっています。開発もアークシステムワークスが担当するので単なるキャラゲーの域に留まらない作品となりそう。

国内メーカーが大健闘!

2017年入ってからスクウェア・エニックスの「ニーアオートマタ」やコーエーテクモの「仁王」など、国内メーカーの作品が世界でヒットしています。今回のE3でも日本のメーカーの作品が目立ちました。

写実的なグラフィックにおいては、海外大手メーカーに大きな溝を開けられていますが、海外は海外でゲーム開発がハリウッド的となり、システム面での流用が目立ち”グラフィックは凄いけど真新しさを感じない”作品が多いように感じます。(例えるとFPS全般やGTA風ゲーム、”バットマンアーカム”のような戦闘、”ファークライ”のシステムなど)

日本のガラパゴス的な文化が、独自性として”似た作品がない”ものへと昇華されれば、所謂和ゲーは差別的用語ではなく、称賛する言葉へと変わる気がします。私はグラフィックが荒くても和ゲーが好きなので、世界で評価されてほしいとおもいます。