【Horizon Zero Dawn】DLC「凍てついた大地」に登場するバヌーク族を紹介するトレーラーを公開

DLC「凍てついた大地」

圧倒的グラフィックと緻密で王道なストーリーで高い評価を得た「Horizon Zero Dawn」。11月7日より配信開始されたDLC「凍てついた大地」では、新たに8つのスキルを取得できるスキルツリー「TRAVELER」の追加、オオカミとチーターをモチーフにした新たな機械獣「スコッチャー」の追加、さらに新たな装備が登場します。

バヌーク族を紹介するトレーラーを公開

「凍てついた大地」の舞台

DLC「凍てついた大地」の舞台はバヌーク族が暮らすバン・アー。雪に閉ざされた極寒地帯。ホライゾンゼロドーンの本編で登場した都市メリディアンでバヌーク像を収集していた女性”カンターラ”の故郷が”バン・アー”でした。名前だけは本編でも出てきていました。

バヌーク族

大きな町や集落も持たない暮らし

バヌーク族は極寒地帯に住まう民族。彼らは農業を知らず狩りによって生計を立てています。その結果、大きな町を形成せずキャンプを張り移動し続ける遊牧民のような暮らしをしています。

バヌーク族が好む鮮やかな色彩

本編でバヌーク像を集めるサブイベントがありましたが、像の近くには色鮮やかな図形が描かれていました。バヌーク族は色鮮やかな色彩を好みます。この色合いはアメリカ合衆国のイエローストーン国立公園内にある”グランド・プリズマティック・スプリング”を元にしています。

グランド・プリズマティック・スプリング

”グランド・プリズマティック・スプリング”はアメリカ合衆国内最大の熱水泉であり、その大きさは80×90m、深さは50m。世界第3位の規模を誇ります。その色彩には青、緑、黄、オレンジ、金、赤、茶色が含まれており、これがバヌーク族の鮮やかな色彩の元となっているのです。

信仰

青い光への信仰

バヌーク族は独自の信仰をもっています。それは機械獣の目に宿る青い光に対する信仰です。バヌーク族は青い光のことを調和の象徴であり決して人には宿らないと考えます。ホライゾン本編では一度世界は食い尽くされ生命が絶滅した過去があります。その生命を失った地球を再び生物が生存できる環境に作り上げたのは機械獣たちです。のちにハデスのプログラムにより凶暴化し初めてしまうのですがバヌーク族は凶暴化前の機械獣を神聖なものとして考え信仰の対象とした、という設定なのだと思います。

作り込まれた設定がリアルを生む

リアルさを追求した設定

例えばこのバヌーク族は農業に関する知識を持たないという設定があります。農業を知らないため生きていくためには縄文時代のような狩りをする生活という設定に広がり、そこから狩りが中心であるならば定住するより移動しながら暮らす生活のほうが適しているとなります。

信仰、環境、文化などから、その環境で生活したらどうなるかを考えて作られていた結果リアルな民族が生み出されています。そしてDLC「凍てついた大地」のストーリーやサブクエストの中でより深く理解することが出来ます。

バヌーク族を紹介するトレーラー